ultraseamless’s diary

読んだ本の感想を書いたり、日々のことをつらつらと。

ひとりごと

 そこのみにて光輝く

すげーーー、重いわぁ、、。

 

というのがまず率直な感想。

⬛あらすじ

綾野剛が主演(佐藤達夫)、仕事はコンクリートを作るための石を売ること。あるとき、達夫は現場の後輩が岩につぶされ死ぬ現場を見てしまう。

そのショックから、仕事から離れ、酒とパチンコに惰眠の日々をおくってた。

そんななか、あるひパチンコで出会ったのがすだまさき演じる、拓児と出会う。

 

そして、拓児を通し姉の千夏と出会う。

拓児は過去に人を刺し、仮釈放中のみであった。そこの社長とちかは愛人であり、ちかは身を売って生活をしていた。

 

どんなに自由になりたくとも、家族を捨てられず、その日その日の稼ぎを得るのに必死であった。しかも父は脳梗塞で倒れたままで身動きができず、しかし性欲のみが残っており毎日毎日妻を求めていた。そんな夫に疲れはて、かわりに千夏が処理することもあった。

 

中島との関係を切りたくても切れない千夏。

家族を支えなければいけない、、。

 

 

◆感想

まぁ重いわ。

おぼろろろろろろろろ。

 

まず父!

認知症&性欲だけ達者?

ぜってーーーーむり。ない。気持ち悪い!!

しかも寝たきり。オムツはいて。家族から厄介者扱い。姨捨山というのを思い出した。

私がこの状況だったら、多分見捨ててるのではないかと思った。

 

そして弟を雇ってやってるという、恩を盾に千夏を脅す中島。ありえない、、。こんなドロドロな世界あっていいわけ?

私だったら全部告発する。警察にいう。

 

あと千夏。会社勤めが合わなかったからって

すぐ売春って。どーなん?その諦め早くね?いやそこ以外だって絶対見つかるでしょうよ。

 

だーーーーーー。

全員に言いたい。

貧しいんだここは!くそ!私がやらねばならぬのだと思う前に、

市役所とか、人に相談する、頼る、

ってのをやったらいいじゃん。

 

このやろー!と思った

 でも最後まで綾野剛が千夏を見放さず愛し続けることが、

あー、こんな底辺のなかで

光り輝くのは

ひとの愛なのかも知れんと思った