ultraseamless’s diary

読んだ本の感想を書いたり、日々のことをつらつらと。

介護の話【ひとりごと】

親の介護をしないといけない時、
長男
次男
長女

で。長男が実家を継ぐ、という感じになるそうなのですが

親の身を案じ、長男より先に実家へ帰った次男が4年間親の元で支えていたが、
親の意思で長男に継がせることに。

『次男ではなく長男が継ぐものだ!』という父の考え

長男は断固介護はやりたくない
その結果、介護なんてやりたくないし地方の実家にも断固帰りたくない、という気持ちの長男が嫌々実家へ帰ることとなった。

しかし、長男は不満がつのり、一人で実家周辺の新しい土地で仕事を探しやり直すが、実家という環境になじめずさらにストレスがたまる。

現地にはストレスを発散する友人も相談相手もおそらくいない。


長男、実家に戻るが不満がつのる
その後、妻を実家に呼び暮らし始めるが、両親との意思疎通はあまりとれない。ご飯は妻が作るが、別々に食事をとる。

そして、実家に他の従兄弟が帰ってきても部屋から出てこず挨拶もしないまでに、内気に閉じこもってきた。

でも仕事はちゃんとやる

しかしその中でも、両親のオムツのゴミを捨てたり、足りなくなってきたものを買い足したり、お風呂を沸かしたり、ということはやってくれている。

そんな中長男は『これでギリギリ』という
よっぽど長男は実家にいること、両親との和解に関して絶望的なようだった。

そして次男、長女に『介護を代わってやってもいいんだぞ』という


精神的にきついらしい
ふむー、よっぽど嫌らしい。

そんな訳で、当の母は、『何を言ってるんだ、無責任だ、父母の気持ちをちょっとは考えてみてよ、ちょっと頭がおかしい、全然人の話に耳を傾けようとしない』
という感じで憤慨している。


そもそもなぜこんなに、こじれる?
なんでこんなに複雑になるんだ?

長男だから責任がある!とかなんとか昔なこと言わないで、本当に両親を支えたいという気持ちがある人が支えるのが一番いいに決まってるじゃん

と思った。

実の父が、長男指名で、介護や実家を継ぐことを求めた

でも、長男がそもそも介護をすることを求めたのは当の祖父で、次男を追い出した形だった。


その時から、そもそも長男はさらさら介護する気も実家も帰る気のないのに、呼び出され、嫌々実家へ帰ってきた訳なのです。

ややこしーーーーーー。
超ややこしーーーーーーーーーーー。

でも長男の気持ちを考えてみると。

すごく性格悪いこといいます。正直、介護は今の自分は無理だ、と絶対思います
。それが親であっても他人であっても。その現場に正直あまり首を突っ込みたくない。

もし私が長男の立場で、『お前が長男なんだから、お前が介護をしにきてくれ』なんて親に言われたら
まじかよ、、なんで?無理無理無理無理、、。

ってなって、正直、具体的にやらなきゃいけないことが出来ても、進んで出来ない気がする。

だって、自分にはやりたいことがあるし、人生の全てを介護に捧げたいと思えない。

それでも兄弟から求められる、、。親から求められる、、。拒否すれば無責任と言われる、、。

しかも新しい環境で、田舎で、友人もいないし心を許せる場所もない。

たぶん、俺は本当はこれがしたかった。あれをやり遂げられなかった。こんな気持ちを地方の実家で思ったら、
介護なんて身に入らないだろうし、そして両親や兄弟を憎むだろうなと思った。


自分は本当の気持ちで嫌々介護や家事をしてる中、笑顔で実家に帰ってくる兄弟を迎えられるか?

いや、迎えられないと思う。日々のたまった不満をぶつけたりこぼすしかないだろうと思います。

だって、本来やりたいことを我慢してやってる。しかもそれを諦めきれないでいる。それは親や兄弟のせいだと思っている。

だとしたら、きっと日々、爆発しかける不満をふつふつと貯めながら、でも言わないようにして、耐えながら仕事をし、家の家事をこなし、両親の面倒をみる。

それでそういう意味の『これでもギリギリなんだ』ということだろうと思う。

でも、本当の気持ちを言っても妹や弟からの説教が帰ってくる▶︎本音は言わず不満がたまる▶︎爆発する

というわけで、もう家を出る!という宣言になったと思うのだけど。


話し合いも何も本当に長男は介護したくないんだから、それに対して母も心を悩ませてるし父も怒るのだから、もう、帰らせるっきゃない!

それが双方にいい。
なので、心から父母の健康を案じ支えたいという気持ちのある次男が長女が両親を支える。

遺産の話は、客観的に弁護士の仲介のもとに決着をつける。


長男▶︎嫌々でも、義務を果たしてきたぞ
次男▶︎遺産の話はいい。両親の身のことだけ考えたい▶︎執着なし
長女▶︎次男が長年、長男が来るまで両親を支えていた。その努力が報われるように遺産を分配してほしい。(長男が、全く兄弟の話を聞かず、次男への感謝の言葉もなく、介護への愚痴と不満を述べていることに関して怒り、そして長男が遺産を多く欲しいと想像。)

遺産分配の各理想(予想)


つまり長女の理想▶︎長男:3  次男:5長女:2(次男の献身的な行いを評価して欲しい。本人はかなり両親に思い入れが強く、私は遺産狙いなんかじゃないという考え)
そして次男の頭の中▶︎長男:7 次男:2 長女:1(長男は兄弟の話を聞かず、自分で決め持って行くだろうと、一種の諦め感なため、なるがままにしよう、という無執着)
そして長男の頭の中▶︎長男:9  次男:0.5 長女:0.5(自分はこれだけ頑張ったという、努力を認めるのは当たり前だろう!!という感じだろう)

とにかく、話が内輪のことであるからこそ、客観的に弁護士だとか外の人が入って判断してもらって妥協するのが一番だろうと思う。

以上めもでした