焦燥感
焦燥感。
もしこの三人の女優が、違う運命を辿っていたとしたら。そんな物語。
なんかすごい焦燥感がはんぱなくて、こみあげてくるものがあった。
私は俳優にならなくて、グラビアをやらなくて良かったのか?バンドを組まなくてよかったのか?私は、私はあれを選びそこねたのではないだろうか?
そんな感じの焦燥感が、とてもこみ上げてきて。いても立ってもいられなくなって、母に、『あーーー、、人生って何?、、私ってテレビに出ないで一生が終わるのかなぁ。』
とか言ったら、なにいってんの、という調子で受け流されたけど
内心焦りとか悔しさとか?とにかく、動悸がするような息苦しさに終始襲われた。
しかし、ベランダに出て、濡れた床をベタベタ裸足で歩いて、空を見上げたら星が綺麗で
少し心が落ち着いた。