ultraseamless’s diary

読んだ本の感想を書いたり、日々のことをつらつらと。

【書評】田辺聖子著『波の上の自転車』

こんばんは、ほんとに久しぶりに、
日付が変わる前に書評します。

いや〜、久しぶり。

さて、今回もですね、田辺聖子さんの『ブス愚痴録』という短編集より、『波の上の自転車』というエピソードをば、書評したいと思います。

主人公は、大阪に住む43歳のサラリーマン、村山。
ささいなことで妻としょっちゅう喧嘩ばかりしてしまう。そんな二人はある日阪急電車阪神電車の、どちらが良いかということで言い争いになる。
そんな日々の中、村山にとってのオアシスは部下で27歳の愛人、南野ゆかりとの時間だけであった。
しかし、ゆかりとの逢瀬を重ねる場所が、もうすぐ、なくなると知り、
妻との楽しい団欒や、ゆかりというオアシスの存在も、
現実にあったのかと思ったら、それは消えていく幻のようなものであったのか、と村山は呆然とする。

【書評】

それは、村山さんが自分を変えるべきじゃない?!と思った。

村山さんはすごい怒りっぽくて絶対に譲らないとこがある。で、しかも、妻は理論武装が強剛で、理屈で押し込めてくる。

いや、そもそもこの二人の相性は悪いのか?!という感じがした、、。

(あ、もう、眠くて目があかないのでまた追記)