ultraseamless’s diary

読んだ本の感想を書いたり、日々のことをつらつらと。

こわい、ね

宇宙をかけるよだか
山羊座の友人

という漫画を読んだ。

犯罪をおかす人間の
心理状態とか

エグい
目を背けたくなる卑怯な感情を
知りたいと思って、そういうのを
読んだんだけど

まぁ、こわい。
これがまた、まぁ、こわい。

宇宙をかけるよだか、は
醜い外見をもって生まれた女の子が、
可愛い女の子になりたくて、
身体を入れ替わるんだけど、
いくら身体が変わっても、人と比べるクセや人を疑うクセはそのままで。

嫉妬や憎しみみたいなものが、すごく表情から伝わってきて。しかもそれが、身に覚えのあるものだからなおいっそう、
怖くて。

あー、、。

って感じだった。

もう一冊目の『山羊座の友人』は
いじめを受けていたクラスメートが、いじめをしていた同級生を殺すところを目撃してしまう話。

原作は乙一
小説って良いなと思った。

あんまりにも、セリフやテンポがリアルで、漫画だからってサクサク進んだり盛った表現がなくって。

それから、いじめをする
人間の悪さというか残虐さというか
あぁ、あのとき私は見て見ぬ振りをしたんだよ、と思い出されて

苦しくなった。

忘れてたけど、
あの日々は確かに存在した。

それは事実だ。でも
うーん
どんな感想が正解かわからない。

でも、
うーん

明るいものを作りたいと
思った。