じーちゃんに届けるもの。ダンボールいっぱいの気持ち
じーちゃんのところへ旅立つ。
日記帳、スケッチブック、B5~B7のえんぴつ、クレヨン、スカイブルーと黒の筆ペン、西洋画の本
たくさんのわくわくをつめこみました
遺産相続をねらってると思われるんじゃないか
何を今さら具合が悪くなってから連絡をして
なにやってんの?
という、どこからともなく聞こえてくる声。
偽善でしょ、
とか
なんかいろいろ。
でも。ほんとにそんなんじゃない。
私が、やってると楽しくなること
文章をかくこと
絵を描くこと
作っていれば、つくるひとはきっと幸せなんだ。
わたしは楽しくなった。
だから祖父の寂しさを少しでも救えたらと思う
少しでも画家になりたかったときの
きもちを思い出してほしいと思った。
少しでも元気になってほしい
そのおもい。
私が私のきもちをちゃんと
分かっていればいい。
これが事実。
これでいい。
段ボール箱につめて、
少しでも、作る喜びを思い出してくれたら
しあわせだ。
自己満足でいい。