ultraseamless’s diary

読んだ本の感想を書いたり、日々のことをつらつらと。

星野源『働く男』

こんばんは、ultra seamlessです。

突然ですが、内定いただきました!来月から働きはじめます〜。

ホッとしました〜。というわけで、自分へのご褒美?として、星野源さんと細野晴臣さんの本をbookoffで買ってきました。

f:id:ultraseamless:20150626181141j:plain
これと

f:id:ultraseamless:20150626181248j:plain
これ。

今回は星野源さんの『働く男』をご紹介します。
これも、『そして生活はつづく』や『蘇る変態』みたいにコラム中心なのかな?と思ったら、想像以上の内容の多さにビックリでした。

星野源さんの書いた小説(!)や、sakerockとして活動し、出してきたアルバムの制作裏エピソードや、POPEYEという雑誌で連載していた、映画ページでのエッセイ。主な出演作とその裏話などなど。

とにかく内容が多いッ!
いままで読んでた星野源さんの本の中でも色々エピソードが出てきてたけど、
今回の本で、今までの星野源の仕事の総括!
という感じがする。ファンには有難いです。ありがたやありがたや。

その中でも、『俺を支える77の⚪︎⚪︎』というコーナーが面白い。

星野さんが影響を受けた映画や人物、お気に入りのAV女優、などなど。(つぼみさん可愛かった..どこから見ても可愛かった..)

星野さんの中身というか、見てる景色の一部が覗けちゃえます。(って言うとなんか気持ち悪いかもなぁ..)

今までのエッセイ本では、日々の暮らしのことや、闘病中のエピソードとか。具体的な仕事の話もうっすら織り交ぜた感じで、ふんわり、星野源さん像がなんとなくできてたと思ってたけど、
今回の本を読んで、『全然ちゃうやん』
と感じた。

ラジオや、エッセイだとくだらない下ネタとかを延々と言ってて『何言ってんだよ〜』『バカだなぁ』とか思ってたんですけど、実際の仕事をそもそも見てみると、『めちゃくちゃストイックやん』という感じなんですよね。

ヌルッと身近に感じられる存在かと思いきや、どんなに周りから才能ないと言われても、エッセイを書きたいと思い自分で営業したり。

というわけで、星野源さんはどんな人なのか、という本著のコーナーでの角張渉さんの言葉を引用したいと思います。

源くんはやりたいことが次々と溢れてくるんですね。•••めちゃくちゃ努力して、実行して、さらに結果を出しているんですよね。•••草食系男子の代表みたいに言われていますが、全然そうじゃない。外からは平熱な感じで飄々と見えますが、中はいろんなアイデアや感情がぐつぐつあふれるくらいわき出ている。メジャーなこともマニアックなことも全部やれる人ってなかなかいないから、源くんの広い活動を通して違うジャンルのお客さんが集まって、大きな輪になるといいなと思います。

そうなんですよね〜〜っという感じ。(どこから目線だ)

まとめ

星野源さんはどんな仕事をされてるのか?好きなものは?という疑問をマルっとこの一冊で網羅出来ちゃいます。

•影響を受けた人、物が詳しく書かれて楽しい!

こちらは一部

f:id:ultraseamless:20150626200425j:plain
f:id:ultraseamless:20150626200505j:plain

P.S

あまり関係がないですが、上記の写真のは、無印の文庫ノートに順番に俺を支える⚪︎⚪︎、をまとめたのですが。

やぶった部分をハサミで縦に切って、『やっぱり丁寧に切った方が、ずっと持ってたくなるよね』

と思ったのですが。そう思うと、身の回りに『丁寧』って凄く溢れてるなと思って。本の体裁とか、あとペンとか、ペットボトルとか、食べ物とか

よく見ると見るもの触れるものって、誰かの丁寧な仕事、なんだよなぁ

と思った。