ultraseamless’s diary

読んだ本の感想を書いたり、日々のことをつらつらと。

林真理子さんの、エッセイを読んで、心がじぃんとした

林真理子さんのエッセイを読んだ。

 

それは「退場」というテーマ。

 

このエッセイは

絶対に忘れないと思った。

 

知的なひと愛すべき人達が

事故で突然亡くなったり

認知症になり自分のことがわからなくなったり。

 

そういうのを何人と見てきた、と。

 

そして、まだエッセイは続くんだけど

そこ、言いたくない。読んでほしい

 

●かんそう

わたしの父はすごく知的で意識もはっきりしてる。

その父がふとしたときに認知症になったら

そして、退場するときがきたら、

 

いま私がおくってるこの日々、

なんて貴重か。

なんと幸せな時間か。

 

父は言葉は少ない。

誕生日プレゼントもくれない。

けど毎日朝目覚めしのモーニングコールをかけ行きと帰りに車で運んでくれる。

 

父と母との思い出を、残そうと、

ペンをとった。

 

私は、

この父と母が

大事なひとなんだ。