ultraseamless’s diary

読んだ本の感想を書いたり、日々のことをつらつらと。

【めも】星野源さんが影響を受けたもの

おはようございます。ultraseamlessですえ。

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昨日読んだ本の衝撃がまだ残ってまして。ますます、星野源さんのことがきになってくる今日この頃です。

というわけで、星野源さんが影響を受けた人や物。それから日々の話などのメモをちょっとしてみたいと思います。

マンガとアニメ
当時変態の仲間入りとされ、友人からは差別された。でももう誤魔化しきれないのだ。俺はこれが好きだ。生身もそりゃぁ好きだが可愛い女の子がエロいことをする姿をイラストにしたものはもっと好きだ•••エロに限らず、マンガもアニメも実際の人間が演じる物語より、人間らしさを感じてしまうから好きだ。•••

えーっそうだったんですか!という

その日、『パソコンパラダイス』で自慰行為をし、泣いた。実際本当に泣いたかどうか覚えてないが、涙目になり、心の中で泣いたのだけは確かだ。もう人が好きだというものを馬鹿にすることは決してするまいと心に誓った。
もし、自分にとっての真っ直ぐな道が周りとズレていて悩んでいる人がいたら、一度道を踏み外した馬鹿が言えることはただ一つだ。飽きたならすぐに止めればいいが、好きなのなら、止めるべきではない。

マーティンデニー

まだ童貞だった高校生の頃、細野晴臣さんのアルバム『泰安洋行』に夢中になった。ニューオーリンズや沖縄音楽、ロックや歌謡曲、いろんな音楽ジャンルが絶妙に溶け合い、それまで聞いたことがない音楽がそこにあった。
高校卒業後、『泰安洋行』をきっかけにエキゾ関連の音源を集めはじめ、そこからマーティン•デニーを知り、また夢中になった。その中でも一際異彩を放っていた曲と出会う。•••その曲のタイトルは「SAKEROCK」という。

そして高校卒業後、大学受験に失敗してフリーの役者として舞台のオーディションを受けたりしてた頃、「自分のバンド」を組んでみようと思いたって、「SAKEROCK」が出来たのだそうだ。

川勝正幸さん

編集者、ライター。たくさんのカルチャーを教えてくれた人。大人計画、ジャパニーズ•ヒップホップ、ヤン富田、ラジカル•ガジベリビンバ•システム、ジョン•ウォーターズ、勝新太郎クレイジーケンバンド根本敬。今の自分のアイデンティティを作ったり、叩きのめしたり、ひっくり返してくれた表現者たち。特に根本敬さんという存在を紹介する時、川勝さんは「臭いモノのフタを取る人」という言葉を使い、それを「カッコイイ」と評した。
川勝さんの文章を読むと、それまで自分が持っていた先入観がなくなり、さらに「愛のある先入観」を持つことができ、楽しむことができた。

『マシーン日記』

演劇に出会ったのは中学一年生の頃。友人に誘われ学校内で行われる舞台に出ることになった。そこから様々な舞台を鑑賞するようになり、高校一年生の時先輩に勧められた松尾スズキさん作•演出、片桐はいりさん主演の『マシーン日記』を観て、人生が変わった。

クレイジーキャッツ

クレイジーキャッツは戦後米軍基地を転々としたジャズバンドだった。そこからジャズバンド兼コメディアンというグループの流行ができ、ドリフターズなど、後に続くグループがたくさん発生した。そしてタモリさんはコメディアンとしてピンの活動を始めたが、もともとジャズミュージシャン志望だったその音楽的趣向の高さから音楽番組の司会をすることが多く、クレイジーキャッツとの共演や親和性も高かった。2012年にゴールデンタイムの生放送でタモリさんとスーダラ節を歌うことがどんなにあり得なくてすごいことか。川勝さんに見せたかった。

以上、星野源著『蘇える変態』マガジンハウス,2014より一部引用

というわけでものすごくザックリとした引用となっていますが、もしご興味のある方は調べてみてくださいね^_^